ごあいさつ(金子彰浩)

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今回、私が新連長を仰せつかったのは、先代の掲げられた100年続く連の大きな目標を達成していくための、一つのプロセスだと思っています。

連が長く継承していくためには、必ずどこかで次の人にバトンタッチをしていかなければなりません。

東証一部上場の大企業であって、親子で跡目争いをしてしまう事例もあるように、後に継ぐというのは非常に難しいし危うい面もあるものです。
それを成功させて、さらに発展をさせていくということは非常に難しいことと思っています。

 

成功させるためには、先代の力、連員皆様の力をお借りしつつ、当然自身も努力しつつ進めていくものと思います。
そういった面では先代もまだまだ元気で若いですし、連員の皆様も協力的で良好な人間関係が築けていますので、私はすごく恵まれた状況にあると思っています。

 

先日、初仕事として第31回南越谷阿波踊りの第一回連長会議に出席させていただき、よく分かりました。
いなせ連は、南越谷阿波踊りの中でも一目置かれている連であり、他の連からもリスペクトされている連に感じました。
先代と事務局がどれほど尽力され、心遣いされて来たかがよく分かりました。
南越谷阿波踊りでの”いなせ連”、地元草加の”いなせ連” という先代と事務局が築き上げてきたブランドを継承し、さらに発展をさせることができればと思っております。

 

"阿波踊りを世界に向けて発信したい!"

例えば...
2020年にはオリンピックも控えておりますが、この楽しい阿波踊りを、さらに世界に向けて発信できればと大それた事も実は考えております。

 

私はここ数年内で、約7カ国、計10回くらい国外に行きました。
ヨーロッパに行っても東アジア、東南アジア、オセアニア方面に行っても、それぞれの国でそれぞれの国の庶民の人たちが日常的に楽しむエンターテインメントがあるものです。
日本には、それに準じたエンターテインメントが日常生活の中にあまりないように感じます。

 

外国に行くと、日本に行ったことがあるという人に出会うことがありますが、「日本のどこに行ったの?」と聞くと、「ディズニーランド」という答えが返ってくることがよくあります。
しかし、「ディズニーランド」は日本のものではないし、あれはCIAの極東日本統治施設だし… みたいな。
外国人が日本に来て食べたいものベスト3の中に「ラーメン」が入っていたりとか。
確かにラーメンは、日本人一般がよく食べるものではあるけれどラーメンにエンターテインメント性はないですよね。

 

どこの国に行っても食べ物にはその国の歴史、文化が凝縮されていてそれが楽しみの一つなのですが、それがラーメンではさびしすぎると思います。 かといって会席料理とか寿司 (回らないやつ) 、すき焼きだといったものは一般的・日常的な食べ物ではないですし。

 

"そういった見方での 阿波踊り を考える"

阿波踊りの起源は400年くらいまで遡るようです。 とはいっても400年続く連は本場徳島でも存在しません。
ですから阿波踊りは堅苦しい伝統芸能ではなく、一般の人たちが楽しむもの、ストリートダンス、ストリートミュージックの側面があるのだと思います。

現代の日本人が 阿波踊り の楽しさを知り、その魅力に取り付かれるのもうなづける気がしますが、 それと同時にその生演奏から醸し出されるリズム、踊りを見て体感すれば日本人だけでなく外国の方も楽しむことができるでしょう。
「阿波踊りは日本人の心」 という固定概念を拭い、よりグローバルな視点で活躍していきたいと思っています。

 

連長という経験もしたことのない重責をお受けしましたからには、より広い視野を持って、皆さま一人一人と親密に関わりながら、100年続く連へと導いていきたいと考えております。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

いなせ連
連長 金子彰浩

 

 

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